競輪のバンクごとの周回数と距離表記の違いについて解説

競輪

競輪のレースでは、バンクの周長(1周の長さ)によって周回数や距離の表記が異なります。特に、400バンクと500バンクの違いについて疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では、その違いと理由について詳しく解説します。

競輪のバンクと周回数の関係

競輪のバンクには、主に333バンク、400バンク、500バンクの3種類があります。各バンクの特徴は以下の通りです。

  • 333バンク:1周333.3m、周回数6周
  • 400バンク:1周400m、周回数5周
  • 500バンク:1周500m、周回数4周

これらのバンクでは、周回数を調整することでレースの総距離を約2,000mに保っています。例えば、400バンクでは5周で約2,000m、500バンクでは4周で約2,000mとなります。

距離表記の違いの理由

質問にある「400×4+25で1625m」と「500×3の1500m」の表記の違いについてですが、これは「みなし直線距離」と呼ばれる概念に関連しています。競輪では、バンクのカーブ部分を含めた全体の周長だけでなく、直線部分の長さも考慮してレースの距離を算出します。

例えば、400バンクでは、カーブ部分を含めた周長が400mですが、直線部分の長さを加味すると、実際の走行距離は約1,625mとなります。これに対して、500バンクでは直線部分が長いため、周回数が少なくても総距離が約1,500mとなります。

発走地点からゴールラインまでの距離が含まれない理由

発走地点からゴールラインまでの距離がレース距離に含まれない理由は、競輪のレースがバンク内で完結するように設計されているためです。発走地点からゴールラインまでの距離は、競輪のレースの一部としては考慮されず、バンク内での周回によってレースが構成されています。

まとめ

競輪のバンクごとの周回数と距離表記の違いは、各バンクの周長やみなし直線距離、カントの角度など、さまざまな要素によって決まっています。これらの違いを理解することで、レースの展開や予想に役立てることができます。

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