ミッドナイトオートレースなどでは、選手数や番組編成の都合で「2回乗り」が発生することがあります。
しかし、2回乗りがある開催では、「どちらのレース成績が勝ち上がり対象になるのか」「1走目で上位に入った場合はどう扱われるのか」が少し複雑になります。
特に準決勝進出条件が「各レース1〜2着+3着上位○名」となっている場合、2回乗り選手が1走目で上位に入ると、“枠が空くのでは?”と疑問に感じる人も多いです。
この記事では、オートレースにおける2回乗りの基本ルールと、勝ち上がりの取り扱いについて整理して解説します。
オートレースの「2回乗り」とは?
2回乗りとは、同一開催日の中で1人の選手が2レース出走することです。
主に。
- 欠場者が出た場合
- 少人数開催
- ミッドナイト開催
などで発生します。
通常の開催では1日1走が基本ですが、番組維持のために特例的に2回乗りが組まれることがあります。
ただし、勝ち上がり判定では「どちらの成績を採用するか」が事前に定められています。
原則として「2走目」の成績が採用される
多くのミッドナイトオートでは、2回乗り選手について。
「後半(2走目)の成績を勝ち上がり対象とする」
というルールが採用されています。
つまり、1走目で1着や2着に入っても、その成績では準決勝進出資格は得られません。
これは番組全体の公平性や、後半レースを基準に勝ち上がりを統一するためです。
そのため、「1走目で好走したから準決勝確定」という扱いにはならないのが基本です。
では1走目で2着以内に入った場合はどうなる?
ここが最も疑問になりやすいポイントです。
例えば。
- 各レース1〜2着が準決勝進出
- さらに3着上位2名が進出
という条件で、2回乗り選手が1走目で2着に入った場合。
このとき、「2着枠が空席になるのでは?」と思う人も多いです。
結論から言うと、実際の運用では。
② 他レースを含めた勝ち上がり順位で補充される
という扱いになることが一般的です。
なぜ「繰り上げ2着」にならないのか
一見すると、そのレースの3着選手を「実質2着扱い」にした方が自然に見えます。
しかし、オートレースの勝ち上がりは。
- 着順
- 競走タイム
- 勝ち上がり順位
などを全体で比較して決めるケースが多いため、単純なレース内繰り上げにはなりません。
つまり、1走目の2回乗り選手は「勝ち上がり判定から除外」され、その空いた枠を。
- 他レースの3着上位
- タイム上位
- 順位上位
などから補充する形になります。
そのため、質問のケースでは①ではなく②の考え方に近いです。
実際の番組表では「参考扱い」になることもある
オートレース公式の勝ち上がり表では、2回乗り1走目は。
- 参考レース
- 勝ち上がり対象外
- 順位計算除外
として扱われることがあります。
つまり、見た目上は2着でも、「準決勝権利を持つ2着」ではないということです。
初見だとかなり分かりづらいですが、番組編成上は珍しくない処理です。
ミッドナイト開催は特例運用が多い
特にミッドナイトオートは。
- 少人数開催
- 短期間開催
- 番組数調整
などの影響で、通常開催より特例が多くなります。
そのため。
- 2回乗り
- 特別勝ち上がり
- 変則準決勝
などが発生しやすいです。
普段の昼開催だけ見ている人ほど、「なぜこうなるの?」と混乱しやすい部分でもあります。
確認するなら「開催勝ち上がり表」が最も確実
最終的な扱いは開催ごとに微妙に異なる場合があります。
そのため、最も確実なのは。
- 公式サイトの勝ち上がり表
- 番組表注記
- 開催概要
を確認することです。
特に「2回乗り時の採用成績」は、開催前から明記されていることが多いです。
オートレースは競輪・競馬よりも番組特例が細かいため、慣れていないと分かりづらい部分でもあります。
まとめ
オートレースの2回乗りでは、原則として「2走目」の成績が勝ち上がり対象になります。
そのため、1走目で2着以内に入っても、その着順では準決勝進出扱いにはなりません。
また、その場合。
- 同レース3着が自動繰り上げになるのではなく
- 全体順位・3着上位などから補充される
という運用が一般的です。
特にミッドナイト開催は変則ルールが多いため、開催ごとの勝ち上がり条件を確認すると理解しやすくなります。


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