競輪のミッドナイト開催で採用されることがある「アドバンス競走」は、従来のライン戦とは異なるルールで行われるため、ファンの間でも評価が大きく分かれています。『面白くない』『くだらない』という声がある一方で、『予想の幅が広がる』『個人能力が見やすい』と評価する人もいます。この記事では、競輪アドバンスの特徴や面白さと言われるポイント、苦手と感じる人が多い理由について解説します。
競輪アドバンスとは何か
アドバンス競走は、通常競輪で見られるライン戦を行わず、基本的に個人戦に近い形で争われる競走方式です。
通常の競輪では同地区や同県の選手が連携し、先行・番手・追い込みなどの役割を決めて戦います。しかしアドバンスではラインによる駆け引きが大幅に減り、選手個人の脚力や判断力がより重要になります。
そのため従来の競輪ファンほど違和感を覚えることがあります。
面白くないと言われる理由
アドバンス競走に否定的な意見で最も多いのが『ライン戦の醍醐味がない』というものです。
競輪の魅力は単純な脚力勝負だけでなく、ライン同士の駆け引きや位置取り、番手戦などの戦略性にもあります。
しかしアドバンスではその要素が薄くなるため、長年競輪を見てきたファンほど物足りなさを感じることがあります。
また、展開予想の根拠が減るため『予想しにくい』『荒れ方に納得感がない』と感じる人も少なくありません。
一方で支持するファンもいる
アドバンス競走を好むファンも存在します。
その理由は、選手個人の純粋な能力比較がしやすくなるからです。
通常競輪では強い選手でもライン構成によって不利になることがありますが、アドバンスでは個人の競走能力が結果に反映されやすくなります。
特にデータ派のファンからは『脚質や近況成績を素直に評価しやすい』という声もあります。
| 評価される点 | 不満点 |
|---|---|
| 個人能力が見やすい | ライン戦の魅力が薄い |
| 選手の実力比較がしやすい | 展開予想が難しい |
| 新しい競輪の楽しみ方 | 競輪らしさが減る |
| 荒れるレースが増える | 的中根拠が作りにくい |
向いている人と向いていない人
アドバンス競走はファンのタイプによって評価が変わります。
ライン分析や戦術予想を楽しみたい人には不向きな場合があります。
一方で、競馬やオートレースのように個体能力中心で予想したい人には相性が良いかもしれません。
競輪歴が長い人ほど従来ルールとの違いに違和感を覚える傾向があります。
ミッドナイト競輪との相性
アドバンス競走はミッドナイト開催で採用されることが多く、短時間で気軽に楽しめる点が特徴です。
ただしミッドナイト競輪は選手層や開催条件も通常開催とは異なるため、アドバンスへの不満がミッドナイト全体への不満として感じられることもあります。
特にライン予想を重視するファンほど『いつもの競輪と別競技に感じる』こともあるでしょう。
まとめ
競輪アドバンスの面白さは『個人能力を重視した新しい競輪』にあります。しかし従来のライン戦を競輪の魅力と考えるファンにとっては、戦略性や駆け引きが減ったように感じられるため賛否が分かれます。
つまりアドバンス競走は、面白いか面白くないかというよりも『競輪に何を求めるか』によって評価が変わる競走方式と言えるでしょう。


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