ボートレースを見ていると、スタート直後から先頭に立った艇がそのまま逃げ切るレースが多い一方で、序盤は中団だった艇が終盤に追い上げて1着になる展開もあります。競馬のように最後の直線で大きく順位が変わるのか気になる方も多いでしょう。
この記事では、ボートレースのレース展開の特徴や、序盤で順位が決まりやすい理由、後方からの逆転が起こる条件について詳しく解説します。
ボートレースは序盤の位置取りが重要になりやすい
ボートレースは基本的に1周600mの水面を3周して順位を競いますが、競馬とは異なり、序盤の位置取りがその後の展開に大きく影響します。
特に第1ターンマーク(最初のコーナー)でどの位置を取れるかは非常に重要です。先頭に立った艇は自分のペースで走ることができ、後続艇は前の艇の引き波の影響を受けるため、簡単には追い抜けません。
そのため、一般的にはスタートから第1ターンマークまでの攻防で大きな流れが決まりやすい競技と言えます。
序盤で中団だった艇が1着になることはあるのか
序盤で真ん中あたりの順位にいた艇が、終盤に追い上げて1着になる展開は実際にあります。ただし、競馬のように最後の直線だけで一気に何頭も抜き去るような展開は多くありません。
ボートレースの場合、逆転は主にターン技術や展開によって生まれます。例えば、前を走る艇がターンで大きく膨らんだ場合、内側を差した艇が一気に順位を上げることがあります。
また、先頭艇同士が競り合っている間に、後方の艇が有利なコースを取って追いつくケースもあります。
終盤で逆転が起こりやすい具体的なパターン
ボートレースで終盤の順位変動が起こる代表的なパターンには、いくつかの特徴があります。
1つ目は、先行艇がターンミスをした場合です。ボートは水上を走るため、少しの旋回ミスやライン取りの違いが大きなタイム差につながります。
例えば、1周目では4番手だった艇が、2周目のターンで前の艇の内側に入り込み、そのまま順位を上げていく展開があります。
2つ目は、モーター性能や選手の旋回技術による追い上げです。直線で伸びる足を持つ艇や、ターンが上手い選手は、序盤の不利を取り戻すことがあります。
競馬とボートレースで逆転の起こり方が違う理由
競馬では最後の直線で馬が持つスタミナや瞬発力によって大きく順位が変わることがあります。一方、ボートレースは走る距離が短く、コース取りの影響が非常に大きい競技です。
競馬では後方待機から最後に一気に差す展開がありますが、ボートレースでは後方から追い上げる場合でも、ターンでの判断や前の艇のミスなど、何らかのきっかけが必要になります。
つまり、ボートレースは「最後の直線勝負」というより、「スタートとターンで作られた差をどう縮めるか」という競技性があります。
予想では序盤の順位だけでなく展開を見ることが大切
ボートレースを予想する場合、単純にスタート後の順位だけを見るのではなく、その後に逆転できる条件があるかを見ることが重要です。
例えば、まくりや差しが得意な選手、伸びるモーターを持つ艇、インコースが有利になりにくい水面状況などは、後方からの逆転要素になります。
反対に、インコースの艇が好スタートを決めて先頭に立った場合は、そのまま逃げ切る可能性が高くなります。
まとめ
ボートレースでは、序盤の第1ターンマークまでの展開によって順位が決まりやすい傾向があります。そのため、先頭艇がそのまま逃げ切るレースも多くあります。
しかし、中団や後方にいた艇が終盤で追い上げて1着になることもあり、ターン技術、モーター性能、前を走る艇のミスなどによって逆転は十分に起こります。
競馬ほど大きな順位変動は起こりにくいものの、ボートレースならではの展開による逆転劇が魅力の一つと言えるでしょう。


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