競艇(ボートレース)を見ていると、「ピット離れで遅れた選手がなぜインコースを取れるのか」「後から来た選手がインを奪えないのはなぜか」と疑問に感じる場面があります。
実はボートレースの進入は、単純にピットを早く出た順番だけで決まるものではありません。選手同士の駆け引きやルール、コース取りの権利などが関係しています。
この記事では、ピット遅れした艇がインを取れる理由や、他の艇が入れないケースについてわかりやすく解説します。
ボートレースの進入コースはどのように決まるのか
ボートレースでは、スタートする前に選手が水面上で進入隊形を作ります。この時のコース取りは、基本的には選手同士の意思によって決まります。
一般的には1号艇が1コース、2号艇が2コースという枠なり進入になることが多いですが、必ず番号通りになるわけではありません。
選手が積極的に内側へ入りに行けば、6号艇がインを狙うような「前付け」と呼ばれる進入も発生します。
ピット遅れでもインを取れる理由
ピット離れとは、艇がピットから出て水面へ向かう時の速さのことです。ピット離れで遅れると、一見すると不利になるように感じます。
しかし、進入コースはピットを出た順番だけで完全に決まるわけではありません。水面に出た後、選手がどのコースを狙うかによって最終的な隊形が変わります。
例えば1号艇がピットでは少し遅れていても、旋回して内側の有利な位置を確保できれば、そのまま1コースに入ることがあります。
6号艇がインを取りに来た場合はどうなるのか
6号艇がインコースを狙って前付けに来た場合、1号艇が必ず入れるとは限りません。選手同士の位置取りによって進入が変化します。
ただし、6号艇が前付けするには、外側から内側へ進入するための時間や距離が必要です。そのため、単純に「6号艇が来たから1号艇は外になる」というわけではありません。
1号艇がすでに内側の位置を確保していたり、他の艇との関係で6号艇が無理に割り込めない場合もあります。
インコースを取るための駆け引きとは
ボートレースでは、進入争いもレースの重要な要素です。選手はモーター性能、相手選手の特徴、自分のスタート戦略などを考えながら進入します。
特に6号艇が前付けを得意としている選手の場合、レース前から他艇がどのように対応するか注目されます。
例えば、1号艇がインを守るために早めに進入位置を取る場合もあれば、あえて深いインになることを避けて譲る場合もあります。
インコースが有利でも簡単には取れない理由
競艇では1コースが最も勝率が高い傾向があります。そのため、多くの選手がインコースを取りたいと考えています。
しかし、無理にインを取りに行くとスタート位置が深くなり、助走距離が短くなることがあります。これはスタートで不利になる可能性があります。
そのため、選手は単純に内側へ入ることだけではなく、スタートのしやすさやレース展開まで考えて進入を決めています。
まとめ|ピット遅れでもインを取れるのは進入ルールと駆け引きがあるため
ボートレースでは、ピット離れの順番だけで進入コースが決まるわけではありません。水面に出た後の位置取りや選手同士の駆け引きによって最終的なコースが決まります。
そのため、ピットで少し遅れた1号艇でも、適切な位置取りができればインコースに入ることがあります。
また、6号艇が前付けを狙う場合でも、必ずインを奪えるわけではなく、他艇の対応や進入状況によって結果は変わります。進入争いを見ることも、ボートレースの面白さの一つです。


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