パチンコやパチスロのST機では「継続率○%」という表記をよく目にします。しかし、実際に遊技していると「継続率よりも、STが一度も当たらず終わる確率を知りたい」と感じる人も少なくありません。
ST機の性能を正しく理解するには、継続率だけではなく、スルーする確率や連チャン期待度の仕組みを知ることが重要です。この記事では、ST継続率とスルー確率の関係、なぜメーカーが継続率を中心に表示するのかについて解説します。
ST機における継続率とは何を意味するのか
ST機の継続率とは、基本的には「ST中に一度以上大当たりを引いて、次の連チャンにつながる確率」を表しています。
例えばST中の大当たり確率が高く、規定回数以内に当たりを引ける可能性が80%ある場合、その機種は「ST継続率80%」と表現されます。
この数字は連チャン性能をイメージしやすいため、機種の特徴を伝える重要な指標として使われています。
STをスルーする確率は継続率の裏側の数字
ST継続率とスルー確率は表裏一体の関係です。ST継続率が80%の場合、単純計算ではST中に一度も当たらず終了する確率は20%になります。
つまり、継続率80%のSTでも、5回に1回程度は「何も起こらずST終了」という展開が理論上発生します。
プレイヤーが感じる「全然当たらない」という印象は、このスルー確率によるものです。高継続率の機種でも一定割合でST駆け抜けは起こります。
なぜメーカーはスルー確率より継続率を表示するのか
遊技機の性能を説明する場合、継続率のほうが連チャン性能を直感的に伝えやすいためです。
例えば「80%継続」と聞くと、多くの人は高い連チャン性能を期待します。一方で「20%でSTスルー」と表示すると、同じ性能でもネガティブな印象を持ちやすくなります。
しかし、数学的にはどちらも同じ情報です。ST継続率80%という表記は、「STスルー率20%」という意味も同時に含んでいます。
STスルーが多く感じる理由とは
実際の遊技では、確率通りに毎回結果が出るわけではありません。短期間では大きな偏りが発生します。
例えばSTスルー率が20%の台でも、数回の試行では連続してスルーすることがあります。逆に、STが何度も成功して大連チャンすることもあります。
これは抽選が毎回独立して行われているためで、「前回スルーしたから次は当たりやすい」ということはありません。
具体例で見るST継続率とスルー確率
ST継続率90%の機種の場合、スルー確率は10%です。非常に高い継続率ですが、10回に1回程度はST中に当たりを引けない可能性があります。
一方で、ST継続率70%の場合はスルー確率が30%になります。3回に1回程度はSTが終了する計算になるため、体感的にはかなりスルーが多く感じられる可能性があります。
このように、継続率だけを見るのではなく、逆の数字であるスルー確率を見ることで、実際の負けパターンもイメージしやすくなります。
ST機を選ぶ時に見るべきポイント
ST機の性能を比較するときは、継続率だけではなく、初当たり時の出玉、ST突入率、ST回数、大当たり確率なども確認することが大切です。
例えば同じ継続率80%でも、ST回数や当たり確率によって体感は大きく変わります。
また、短期間の結果だけで「この台は続かない」と判断するのではなく、長期的な確率として性能を見ることが重要です。
まとめ|ST継続率を見る時はスルー確率もセットで考える
ST継続率とスルー確率は同じ性能を別の角度から見た数字です。継続率80%なら、STスルー確率は20%ということになります。
「継続率ではなくスルーする確率を知りたい」と感じるのは自然なことで、実際の遊技感覚を理解するうえでは非常に参考になる考え方です。
ST機を打つ際は、継続率だけに期待するのではなく、スルーする可能性も含めて確率を理解しておくことで、より冷静に遊技を楽しむことができます。


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